昨日、親戚の僧侶が焼香師を務める「曹洞宗太祖瑩山禅師の七百回大遠忌」の法要に参加するため鶴見にある曹洞宗の大本山総持寺に行ってきました。

　総持寺には、これまでにも数回参拝はしていましたが、中に入るのは今回が初めて、しかも法要に列席できるとはと期待しての参加でした。

　主な建物は回廊で結ばれており、そこを順番に巡りながら説明を受け、太祖堂に千畳敷の大伽藍、そこへまず数十名の僧侶が読経しながら入場し法要が始まりました。
しばらくすると座していた僧侶達が立ち上がり、そこへ新たに僧侶が加わり総勢二百名超の僧侶が読経しながら一列に蛇行して廻り始めました。










　驚いたのが祭壇の下に置かれた木魚の大きさ、優に１メートルを超す幅で叩く撥は若い僧侶が担ぎ上げる程の大きさ、そこから打ち出される音と云えば下腹を突き上げてくるようなドン・ドン・ドンという超低音。それに合わせて二百名超の僧侶が唱える読経で、まるで聴いている我々が天に吸い上げられて行くような錯覚に陥りました。


修行僧によって磨き上げられた百間廊下


打ち減らされて魚板


無数に並べられた位牌


　期待した以上の感動と異次元の体験をさせていただきました。