ゴルフ好きは知っていると思うけど 4<START>
プロゴルファーの石川遼選手が、来年から主戦場を北米に決めたようです。 彼は稼ぎの為に渡米するのではなく、世界の一流選手の仲間入りを目指して敢えてチャレンジするのですが、あの広大な、時差のある土地を連戦するのは大変だと思います。彼が「成功の星」を背負っていれば、神様が見つけてくれると思います。
扨て、話を「St,Andrews Old Course」に戻します。 愈々一番ティーに立つことになりました。今日のForecastは、GustyWindsです。夏ですがセ―ターを着込んで万全を期します。 ティーの脇にスターターズ ボックス(Starters Box)があり順番に名前を呼ばれます。ティーグラウンドの後ろの方で人の気配を感じますが、そこでは腰から胸位の高さの白い柵があり、散歩中の市民や観光客がじっと見ています。 意識し過ぎたり、格好をつけてボールを曲げたり、チョロしたりするのは禁物です。 例えミスしても、一つ咳払いをして堂々とスタートしたいものです。 ティーグラウンドからはよく見えませんが、グリーン手前に幅数メートルの小川(下水である)Swilcan Burnが海に向かって流れており、万一此処にボールを落としても傍らの棒先につけたネットで拾い上げることが出来ます。 きャデイーが拾うときは、どうやら彼の臨時収入の一部になるようです。 一番ホールの名称は「Burn」と呼ばれますが、この小川の名前です。
因みに昔この小川は住民の洗濯場で、芝生の上に洗濯物を並べて干していましたが、その上に載ったボールの処置をめぐり、世界初の「ローカル・ルール」が決められといいます。今は洗濯は出来ませんがティーグラウンドと小川の間に市民が通過出来る道路があり、夏などは海に行く市民等の生活道路として,まさにオープンになっています。一番グリーンは大きくそして真っ平です。ツ‐オンしました。
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