ゴルフ好きは知っていると思うけど 6<LINKS>
あ、忘れていました。私の一番ホールは、キャディーのレクチャーを素直に聞いてスプーンでフェアウェーに落し、6番Iで小川越しにツ-オンし、ピン側につきパーでした。。ありがとう御座います。Swilcan Burnの木造の橋を渡り流れの底をみると、真ん中辺りには白いボールが幾つか見えましたが、水際にはありません。キャディーが拾ってくれる場合は、キャディーの臨時収入に協力するのが礼儀です。一番ホールを無事通過し、この時は私にも未だ余裕がありました。 我が国の「河川敷コース」位と見くびって、後々臍を噛むことになります。
扨て、二番ホールから愈々「Old Course」の懐リンクス(Links)に入って行きますが、此処で、リンクスの話をしておかねばなりません。 リンクスという言葉は、海辺の起伏のある砂丘を意味するそうです。海の潮の流れ、干満、吹き付ける風によって自然に造形された地形で、まさに「何も加えず、何も引かず」の自然そのままです。フェアウェーと言っても人工的に造られたコースのようなフラットな所など、殆どありません。唯一、ティーグランドだけが土を盛り人工的に設けられていますが。波のようにうねるフェアウェーとラフ、ゴース、バンカー群は真っ直ぐ飛ばせば良いアメリカの「直線・高弾道ゴルフ」ではない「点線・低弾道ゴルフ」を要求されます。沖縄出身のゴルファーがリンクスで好成績を挙げるのもこの気象状況に慣れているから、と言われています。
イギリスとアメリカのゴルフの違いは「自然」と「人工」と言っては極論ですが、ゴルフの成り立ち、歴史の興味はつきません。次回からは、コースの特徴、有名なエピソ―ド等を交えて、書いてみようと思います。
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