ゴルフ好きは知っていると思うけど 7<LINKS>
リンクス(LINKS)のフェアウェイは一部アウト(Outward)とイン(Inward)が共有されています。1番と18番、9番と10番というように同じフェアウェイを使いますから、コースの名称も共通なものが使われます。 3番と15番はカ‐トゲイト「Cartgate」、5番と13番は「Hole o’Cross」、6番と12番は「Heathery」、7番と11番は「High]と呼ばれています。プレイヤーの打ったボールが離れていれば問題無いのですが、近いこともあるわけで、そのような場合には、ごく自然にアドレス順に打ちます。7番と11番「High]のコースは交差して打ちますので、微妙な間合いが必要です。一般に日本人は奥ゆかしいですから、譲ることが多いようです。 又、グリーンも2番ホールからダブルグリーン、いわゆる一つのグリーンにピンが2本立っています。2番と16番、3番と15番、4番と14番、5番と13番、6番と12番、7番と11番、8番と10番の実に14ホールが共通のグリーンで1番、9番、そして17番、18番の4ホールだけが、単独グリーンということになります。 共通グリーンは、当然のことながら横に大きく広がり、短い所で40メートル、長い所は優に80メ-トルは超え、乗せた場所によっては、パットをクロスして打つことになります。ピンから遠くに乗せるよりも、ピンの近くに外した方が良い場合もありますが、そこには、巨大なバンカーが口を空けているというわけです。 なぜダブルグリーンなのかは、ゴルフの歴史に遡る必要がありますが、ゴルフの初期の競技はマッチプレイでこのコースは10グリーンであったものが、決着をつける為戻ってプレイした名残りだといわれています。さあ、愈々2番です。
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