ゴルフ好きは知っていると思うけど 13<ROMAN BRIDGE>
17番の続きですが、一つ自慢させて下さい。私はこのホールニ打目で 「RoadBunker」左奥に偶然運び、チップショットでピンに寄せParをとりました。 キャディーが親指を突き立て、「Tommyは9たたいたよ」と褒められ、19番ホールのエール(ぬるいビール)をおごらされました。嬉しいおごりですが。 18番Tom Morris(358yds)ミドルホールは、1番ホールで越えたSwilcan Burnを渡って、最終グリーンに向かいます。 この小川には、1番の木造橋とは異なり、有名な「Roman Bridge」正式には、Swilcan Bridge、が懸っていますが、この古代ローマ帝国軍の最北端に設けられた、二千年前の石橋を渡るときの気持ちは「歴史好き」の私には堪らない感動をもたらしました。 最終グリーンに向かうフェアウェイには、自動車で海まで行ける生活道路があり、勿論プレイヤー優先の看板が立っています。第一打はこの道路の手前に止めて、傾斜のきつい18番グリーンにそっと、乗せます。私には無理ですが、バックスピンがかかり過ぎたり、転がし上げるのに失敗するとボールはグリーン手前の深い窪み「Valley of Sin」罪の谷という地獄に落ちます。東京よみうり18番ショートのグリーンのような怖さがあり、緊張します。雨が降れば、この谷は池に早変わり、晴れていてもグリーン奥には観光客が見物していますので、冷静に最後の一打まで気を許せません。ホールの名称は「Tom Morris」,この街の優れたゴルフクラブ造りの名人にして、父子で、全英オープン8回優勝の英雄です。 プレイが終われば、さっさと引き揚げねばなりません。着替え場所も、一杯やる所もありませんから。キャデイーが19番のJigger Innを指さしています。 ワンパイントでは終わりそうもないです。 次回はもっと面白い話を書きます。
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