受験勉強の方はちっともはかどらないので、気分転換に相模鉄道の二俣川にある神奈川県警運転免許試験場に視察に行ってみました。
昨年までなら東京都民だったので、行き慣れた府中の試験場でよかったのだが、昨年暮れ川崎市に転居したため神奈川県民として二俣川で受験することになります。
一番の感心は、試験に使用するバスの大きさ。
デカイ!

幅2.5m 長さ11m よく路線バスで見かけるあのデカイやつ。よく考えてみればあたりまえか、そのための大型免許なんだから。
それより一番の問題は運転席が前車輪より1m以上前に出ているオーバーハングだ。トラックみたいにいくらデカクても前車輪の上に運転席があれば、そう違和感なく運転できるのだが。現に今老人ホームで乗っているマイクロバスも前車輪の上に運転席があります。
コイツで鋭角コースあの60度の角を曲がるのかよ。運転席が大きく振られる感じになるだろうな。

一挙に自信喪失という感じ。しかし、せっかくここまで来たのだから何か収穫をと、無断でコースの中に入り、そこで車の清掃をしているお巡りさんに話を聞いてみました。
結果、大型一種は既に持っているし、路線バスの運転手を目指すわけでないなら、中型二種にまず挑戦してみたらとのアドバイス。なるほど試験車を並べてみると幅はあまり変わりませんが、長さは2m短くなり、問題の運転席の位置もだいぶ前輪に近いところにあります。また技能試験は路上走行が主で、試験場コース内では路上に出られる技量があるかを判定するためだとも聞き、再び光明が見えてきました。そこへ別の警官が現れ、ここは部外者の立ち入り禁止だと告げられ、お礼もそこそこに退散してきました。

奥が中型、手前が大型の試験車