番外編 さすがプロ!
昨日、所用で新百合ヶ丘駅からあざみ野駅まで東急バスに乗りました。 いつもはガラ空きの時間帯ですが、試験中なのか高校生が大挙して乗っており、どうにか最後に運転席横の入口付近に乗り込むことができました。そんな状態ですので本を読むわけにもいかず、ここはプロの運転技術を観察しようと物見遊山と洒落こみました。 なにしろ満員のバスです。ハンドルを切るのもブレーキを掛けるにも細心の注意が必要なのは、二種免許一年生の私にもわかります。 行程の中ほど、バス停を発車してすぐ、左のコンビニの駐車場から軽自動車が出てきました。これは距離も十分にあり減速の必要もない程でしたが、一拍置いてもう一台軽トラックが飛び出てきました。その瞬間、私も身構えてしまう程のタイミングでした。しかしバスは、急ハンドル急ブレーキではなく、実にスムーズに減速し、ギリギリでその難を回避しました。 フロントウィンドから状況を見ていた人以外は、特に違和感も感じない程だったと思います。 そして「やむを得ず、急ブレーキを掛けることがありますので、お立ちの方はつり革、手すりにおつかまりください」と平然とアナウスするところが、また憎い。 あわてて急ブレーキを踏めば、満員の車内ですタダではすみません。車間距離、満員のバスの制動距離を瞬時に判断して絶妙なブレーキングで事故を回避した。
さすがプロ!
人間、知らないところで助けられているんだなと、つくづく考えさせられる出来事でした。
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