問 追い越しをするときは、まず右に寄りながら右側の方向指示器を出し、次に後方の安全を確認しなければならない。
× まず周囲の安全を確かめてから合図を出し、もう一度安全を確認してから追い越しを開始します。
取りあえず攻略問題集を10回目を通した結果、この例題からもわかるように、細かい数字や事例を覚えるよりもポイントは、読解力と安全に対する姿勢さえ間違わなければ何とかなるだろうと結論、急遽本日学科試験に挑むことにしました。

学科試験の手続きは13時から13時30分と書いてあったので、チョッと早めにと12時30分に行くと、受付ロビーは長蛇の列、あっそうか夏休みで学生が大挙して来ているんだ。
いきなり出鼻を挫かれた感じです。
仕方なく最後尾に並び、申請書をもらい、次に受験に必要な印紙4,600円を購入して申請書を提出、やっと適性試験を受けるところまでたどり着きました。大半の人は教習所を卒業して来ているので、この適性試験は受けなくていいようで、ひとり待たされること10分。
視力検査と深視力検査 深視力とは、二本の並んだ棒の間を別の一本の棒が前後に動き、三本の棒が横一列に並んだときスイッチを押す、遠近感の能力を見る検査で大型免許には必須です。
「すごい!三回ともピッタリです」と試験官に言われて、それまで待たされたイライラはすべて解消。
しかし、これからまた待合室で待たされ、試験会場に誘導されるまで30分。長い渡り廊下、はて何処かで見た光景だと思い返して見ると、そうだテレビで見た交通刑務所だ。
二種免許の受験者は4名、あとは仮免や普通一種で総勢150名ほどが大きな教室で一緒に、それぞれ受験時間は違うので途中で流れる残り時間のアナウスが耳障り、マークシート方式の試験は何時以来だっけ、など雑念が入りなかなか試験に集中できず、まだまだ修行が足りないな。
問 自動車専用道路を125ccの自動二輪で走りました。
125ccは憶えていたのですが、以下だったか未満だったかが、どつぼにはまり、またイライラ
取りあえず、制限時間50分のところ40分で終了し、あらかじめ自信が持てずにしるしを付けた問題をゆっくりと見なおす余裕はありました。ただこの時点では100問中95点(実際は90点)が合格ラインだと思っていましたので、かなり緊迫した精神状態で、例の125ccの以下か未満かに迷っていました。普通乗用車と小型乗用車の区分のひとつはエンジンの排気量が2,000cc以上が普通乗用車。とすると125ccの自動二輪はOKということになる・・・、『正』にマークを書き換えたところで、終了の合図。
廊下に出て早速問題集を見ると「自動車専用の標識下では、総排気量125cc
以下の普通自動二輪車は通行できません」
アウト!
ガッカリして発表までの30分間を暗たんたる気分で過ごすことになりました。


指定された時間に中央ロビーの電光掲示板前、待つこと1,2分、ポロンという電子音と共に合格者番号が表示され、それを見た途端40数年前の大学の入試発表と重なりました。むろん当時は白い模造紙に黒い墨で書かれていましたが。
『合格!』

いよいよ次は技能試験、待合室の壁に貼ってあった「試験場内のコース見取り図」と「路上試験コース見取り図A~Dコース」の5枚を後日の下見のために写真撮影。
なお、場内コースでの試験科目は鋭角60度切り返しと縦列駐車または方向転換(車庫入れ)それに後方感覚のようです。やはり路上試験が主か。