10月に予定している同期会の下見も兼ねて我が母校に行ってきました。

通学に使った西武線は、当時の面影はまったくなく、ステンレス製の近代的車両しかも各駅停車でありながら8両編成、当時はうす汚れたピンクで4両編成だったが。でも都立家政駅に着くとホームの土台や柱に何となく当時の面影が残っているような。

駅前商店街は、よく行ったそば屋・ラーメン屋・甘味処の河田などは見つからず、かろうじて在ったのが、今回同行した西留くんが覚えていた洋菓子屋「ふじの木」ぐらいでした。50年の歳月とは、そういうもんだと妙に納得しながら、メインストリートではなく、よく通った細い路地を曲がると、そこはまるでタイムスリップしたような光景。「水庭ビリヤード」の看板、授業サボって入り浸ったことが、昨日のことのように甦り、この出会いだけで今日ここに来た甲斐があったと一人満足。残念ながら「エアコン故障のためしばらく休みます」と張り紙、入ることはできませんでした。
そこを過ぎて左に曲がると正面に校門。えっこんなに狭かったけ。左に守衛室があり、警官上がりの守衛さんが目を光らせていたが、今はそんなものはなし、開かれた学校なんでしょうね。

副校長の案内で校内を見学、先生曰く「都立高校で一番の最新施設を誇っています」とのこと。
我われの頃、使えないプールがあった中庭は、全面ガラス張りの校舎に囲まれた洒落たテラスに。(この写真で壁面がゆるくカーブしているのがわかるでしょうか)体育館、第二体育館、武道館とありスポーツジムマシーンまで完備。極めつけは「視聴覚教室」250人収容の階段教室で楽器演奏からダンス、演劇まで対応できるとのこと。

昔、テレビで見たアメリカのスクールドラマの舞台そのもの。
ゲーテの森、ゲーテの並木道(ユリの木)は健在というより大きな繁みに成長していました。
歌:折江(遠藤)美恵さん(3年6組、2年8組)です。