後期新役員決定 昭和40年度 会長は水盛君に 去る11月26日、後期執行部役員選挙が行われた。立ち合演説会では、選管委による新しい試みが行われて注目されたが一部の生徒の態度の悪さが目立った。演説で、はっきりと方針を述べた人は少なかった。
昭和40年度後期生徒会役員選挙の投票は11月26日に行なわれ、即日開票によって翌27日朝、選挙管理委員会から正式に発表された。結果は次の通り。
会長
水盛 七井 2年5組
副会長
伊達 順子 2年4組 荻原 邦男 2年9組
書記
川上 喜代子 1年3組 越山 あや子 1年3組 山下 正文 1年6組 辻 あや子 2年1組
会計
結城 健児 1年4組 佐倉 陽子 1年8組 細谷 美代子 1年9組 古屋 伸夫 2年8組
副会長 荻原くん 会長 水盛くん 副会長 伊達さん
新しく会長に決まった水盛君に会長になった感想、これからの抱負はと聞くと、「別に感想というほどのものはありません。ただ『奉仕の心』でやって行きたい」と語っていた。
今回の選挙は、会長が二人、副会長が四人の侯補者を出した他は書記、会計それぞれ定員ギリギリの四名しか侯補者が出ず、生徒会に対する無関心さがハッキリ現われた選挙だった。しかしながら選挙管理委員会から、かつてなかった立候補者の抱負をのせたプリントが生徒一人一人の手にわたされた24日(三年生)25日(二年生)の二日にわたって開かれた立合演説会には会場の体育館に一杯の人がつめかけて熱心に演説に耳を傾けていた。演説後の、これも新しい試みであるが、立候補者に対する質問では、会長、副会長の侯補に対し、厳しい質問がいくつもなされた。
投票率は、立合演説会と投票日との間が一日(1、2年生は翌日)と短かかった為か、一年生93.4%、二年生87.6%三年生71.6%、全校で84.2%という良い成績だった。
前期生徒会執行部 任期終了 昭和四十年度前期執行部役員の任期が11月20日に終了した。
今執行部は例年と異なり、文化祭実行委員長、足跡編集委員長を他に設けた始めての形態で、6月1日より発足した。
発足当時、都立家政駅付近の交通整理を行ない、生徒を驚かせるとともに仕事に対する意気込みを感じさせた。
またユニセフ、複十字、グーテの森などの募金を施行したり、「執行に意見する集い」「ポピユラー音楽に関する討論会」を開いたり繊細なところが見られた。
しかし、「執行部で何をやっているのかわからない。」という生徒の声も聞かれ、殆どの役員が公約とした生徒と生徒会の密接化が果されなかったことが残念である。
半年間、より良い鷺宮高校生徒会を築くために努力して下さった十一名の執行部員諸君ごくろうさまでした。
旧執行部員名
〔会長〕
西留 正三 2年4組
〔副会長〕
藤川 景 2年3組 村野 寿生 2年5組
〔会計〕
伊藤 是子 2年4組 前田 英雄 2年5組 山崎 篤子 2年6組 遠藤 孝男 2年9組
〔書記〕
木村 寿恵 2年1組 藤生 朝子 2年3組 八木 あつみ 2年6組 手島 裕子 1年3組
前会長 西留くん
文化祭委員長 西手君に文化祭実行委員長、会計は、第一次立候補者受付け日まで一人も出ず心配されたが、委員長の方第二次受付け最終日に四手君が立候補して、関係者をホッとさせた叉、会計の方は中央委員会により女子二名指名され立侯補した。開票の結果、委員長は信任となった。
文化祭実行委員長 四手 良豊 1年7組