新役員がんばれ 11月19日、いつになく多くの立侯補者を出した昭和39年度本校生徒会執行部後期役員選挙が行われた。今回は会長候補四名、副会長候補七名、書記候補六名、会計候補六名という多くの立候補者が出たことを見てもわかるように今までにない生徒の積極性をはっきりと感じさせられるような選挙たった。
毎年の行事である執行部役員選挙も今回は選挙管理委員会による新しい形式で行われ、そのためいろいろと徹底しなかった面もあったが投票率1年88%、2年91%、3年74%と自由投票にしては高成積であった。このような高成績をおさめた理由は各候補者の立合演説会での熱心な演説や、前期よりも一週間も長い運動期間をフルに利用したことに尽きるようだ。
今回は新しい形式として昼休みに候補者が回って来た。このことに対して「2・3分だけの演説一回ではその人の主張がわからないし名前も主張も投票日までに忘れてしまうし親しみも湧かない。だから今回の方法はとてもよい案だ。」という生徒の意見が多くこの案はなかなか好評った。
また、もう一つの案は写真を用いたことだ。「名前と顔と主張が一致しなくて。」と言っていた人達の悩みを一挙に解決(?)するための案だったとか・・・。とにかく2階に貼られた写真の前には毎休み時間、多勢の人が群らかっていたことでもわかるようにこれもた好評たった。このように今回の選挙には縁の下の力持ちとなった、選挙管理委員会の働きがめだった。11月17日、18日の両日にわたって演説会の行なわれた講堂は当日、活気があふれ、23名の立候補者の中から11名を選び出すというわけで演説者は勿論のこと、聴衆も熱心に耳を傾けていた。翌19日の投票日には第1時限目の休憩時間から校内4か所に投票箱が設けられ午後3時半まで投票は続けられた。この際1年生のある選管委員達の選挙方法の手違いがあったが、それ以外には別に何の問題もなく行われた。4時から11番教室において選挙管理委員の管理のもとで開票が行われた。その結果は次の通り
会長、
白土武志 (2-10)
副会長
成瀬和子 (2-4)
春木陽子 (2-7)
書記
越智泰広 (1-2)
大川道雄 (1-3)
野辺地美恵子(1-3)
三輪良子 (1-6)
会計
西川ひろみ (1-2)
清水由美子 (1-7)
平島純一 (1-8)
竹中博文 (2-8)
と、新執行部役員が決まった。どの役員も「やる気十分!」何かとても息込んでいた。前期役員からバトンタッチをし、これから我々の大きな期待を背おってバリバリとやってくれることだろう。そこで帰り仕たぐをしていた数人の生徒に新役員について訪ねてみた。
まず新役員について とにかくやる気十分なことが強く感じられる。それに今までになかったような活発さある。それだけに私達が新役員にかける期待は大きい。その期待を裏切ることなく生徒会の仕事に力を入れて欲しい。
これからの生徒会について 皆、公約ではいいことをいっていても実際には行動にうつしていない。今回こそはその公約を守って欲しい。
私達が新役員にかけている期待は大きい。それゆえその期待に添えるようなりっぱな 仕事をして欲しいものだ。