新クラブ・同好会誕生! [鷺高新聞 第75号より]
冬休みを目前とした12月23日、生徒総会が寒々とした講堂で開かれた。議題のSPCこと鷲宮プレクトラムサークルのクラブ承認は無事通過。またハンドボールは同好会として紹介された。来年度からの活躍が期待される。
おめでとうS・P・C 現在、部員数36名のSPCは活動日、火木土の週3回3時半から5時まで、17番のパイプ教室で活動している。発足したのは3年前、ギターの好きな人達が集って音楽部の一つの班を作ったのが始まりで、現在の2年生が入部した時は部員が一人だけで、何もかも自分達からやってゆくより他なかった。 去年の1月、ギター班からSPCと改名、現在の1年生が入ってようやく演奏の形がとれるようになった。 昨年6月の音楽会をへてから文化祭に向って猛練習、そして杉並公会堂での発表で、おおいに自信をつけた。その間、音楽部の一つの班として活動していたわけだが。一つのクラブに性質の異っだ二つの大きな班があると、運営の面でも統一がとれず、何をするにもSPC独自のものができないので活動しにくかった。 クラブと成る事が決定してからは部員に以前よりもファイトが感じられ、クラブ内も活気づいてきている。 歴史のない若いクラブだけに難所もある。曲の選択などは部員の知り合いで慶応のマンドリンのクラブのリコピーを使用している。もらってきたものをどれが良いかなどと選択するほどの余祐はなく全部そのまま使用してしまうので来年度からは部員の選んだ新しいものもこなしていくという。また音楽的な面では宮本先生にご指導願っている。 現在、マンドリンとギターが半々専属指揮者二名、他にブルートとドラムだけなので楽器の種類、数をふやして、ゆくゆくは大規模なオーケストラにしたいとの事。 また部内での個人発表会、学校外での定期演奏会もしてみたいという。練習に追れているせいか、気軽に冗談を言える雰囲気には欠けているが、音楽の好きな人達が集まってやるだけに、終始なごやかな雰囲気でつつまれている。 ある部員は「やっと落ちついて何かこれから、という感じです。クラブに出る事に張りが出て来たけれど、男子の部員が少ないのに……。」とちょっと心配気味に語ってくれた。 運営の面、また演奏においても、やはりリードする男子が心要なわけだが新一年生も入ってくることだし前途有望。 また先月の23日、図書館に於て特別演奏会を開き来年度への意気込みを見せた。これからも団結、努力、忍耐の三つをモットーに大きな夢、マンドリンオーケストラに向って前進して行くであろう。 鷺高の新しいクラプSPCおめとう。(篠宮)
ハンドボールは同好会に クラブとして承認されるかと思われていたハンドボールが、クラブ部長会ではクラプとして承認されながら、先学期末の生徒総会では承認されなかったばかりか議題としても提出されなかった。 その理由は、クラブ部長会では〝ハンドボール部〟として討議されたのであるが、職員会議の方では手違いから〝ハンドボール同好会〟として討議されていた為に食い違いか生じて、生徒総会の議題として提出されなかったのである。 そして結局のところハンドボール同好会として承認されて、今後の活動状況によってはクラブに昇格できるかもしれないというので、この問題もおさまったのである。 ところで、現在のハンドボール同好会の状況は、二年生が7人、一年生が5人の計12人で構成されており、毎週月・水・金・土の放課後に校庭の片すみで少数ながら活発に練習を続けているが、これから主体をなす一年生が不足していること、ネット、革ボールなどの用具の不足、それに練習場所がせまいなど悩みをかかえている。中でも一年生の会員が少ないということは致命的なことであり、今の二年生が三年生になってまてしまうと、せっかく出来たハンドボール同好会も自然消滅してしまう懸念も生じてくる。このあたりにクラブとして承認されなかった大きな原因があるのではないだろうか。 しかし、会員達は同好会になったのを機に自費でユニホームをそろえて気分を一新し、「来年の一年生をたくさんスカウトしてガッチリ練習し、いつかきっとクラづにするんだ」と張切っており、都の新人戦に初参加したり、他校との試合を数回行なうなどして、活動もかなり活発化してきている。 ハンドボールといら球技そのものがあまりポピュラーなものではないせいもあってか、本校のハンドボール同好会のことを知つている生徒はあまり多くないようである。しかし、まだクラブとして承認されるにはいくつかの問題点を残しているとはいえ、きっといつかクラブとして花を咲かせることができるであろうこの同好会を、もっと多くの生徒が理解してあげてもいいのではないだろうか。(畠山)
サッカーは有志会 またサヨカーは有志会として去年の10月発足した。会員15名で毎日ハンドボールのゴールを使って練習している。現在同好会として生徒会に申し込み中。来年度の活躍が期待される早くサッカー部として成立できるように陰ながら応援しようではないか。(篠宮)
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