クラブ紹介 [鷺高新聞 第76号より]
陸 上 部 広い校庭のはじで、毎日練習に励んでいるのがこのクラブである。練習は、個人的でなくてはならないのに、ハードトレーニングをしいる為か、なかなかクラブとしてまとまっている方。 部員数20名から25名ぐらいべ部長は3年11組の岡崎君 新人部員に望むこととしては、経験・技術はなくてもいいけれども、やる気さえあれば、毎日続けて練習に出て来て欲しいと、言っている。
バトミントン部 本校では、バドミントンを休み時間にやる人が多い。その人達はある程度遊びのつもりでやっているのだろうが、クラブとしてのバドミントン部はどうだろうか。 部員20人をかかえるこのクラブの特色は、仲が良いこと、練習は、コートが確保出来るので確実にやれる。先輩が時々指導に来て下さること等。やめて行く人がいないのは、このクラブに真剣に取りくんでいるからだろう。なお部長は、3年2組の大井君。
テ ニ ス 部 皇太子と美智子妃のロマンスがあってから人気上昇のテニス部は部員数40名。今はエ事でコートが一面しか使えないのが悩みの種練習はたいしてきびしくはないが、入部したからにはファイトがあり最後までまじめに練習に参加できる人を求む。まじめにやれば練習もすぐ楽しくなる。歴史は浅いが最近上位に進出してきた。「運動部としては大変なごやかなクラブ」だそうだ。部長は2年9組の岡田君
卓 球 部 たいへん家庭的なクラブで、運動部にありがちな先輩、後輩のきびしさもあまりない。いつも和気アイアイと楽しそうに練習している。といって決していいかげんにやっているのではない。第三学区で女子が優勝したり、個人でも団体でもすばらしい成績をおさめている。和やかながら、一本シンの通ったクラブとてもいおうか。部員数15名、部長は2年8組の富田君
体 操 部 世紀の祭典オリンピックの花形である体操は、最も美しい競技の一つてあるが、実力主義で行くと言う我鷺高の体操部を紹介しよう 部員数は九人、活動の主体はマット、鉄棒、平行棒、跳躍等、きびしい練習の合間には、部長の2年6組杉村君を囲んで和やかな話題に花が咲く。個人的な競技なので練習は自力に頼る他はない。それをやり抜ける人が欲しい。との事
野 球 部 以前は入部すると坊主頭にさせられたが今はそんな事はない。まずは御安心を。野球部というと一見柄が悪そうだが我校はおとなしい人が集ってしまっている。女子のマネージャーが4人ばかりいるか新一年生からも2・3人欲しいとのこと。 現在部員数15名で部内での試合もできない状態。君達にかかる期待は大きい。部長は3年10組の孔君。
剣 道 部 「エイッ、ヤァー」と奇声を発して、長い棒を振り回す。日本男子の魅力がいっぱいの剣道部は、中野区で三位以上にはいってるそうで、目標としては、まだ段をとっていない現部員、新入部員に段をとらせることだそうである。 〝いい男がそろってぃる〟のが特徴というのはウンか本当か知らないが、先輩はやさしく、わりとなごやかな雰囲気だとのこと。部長は2年4組の西留君。部員数17名
柔 道 部 いつも、警備役を、ひきうけている。一見、こわそうに聞こえるのが、このクラブ。ところが、気はやさしくて力持ちというところそして「体格は、ガッチリしていなくても、やる気さえあれば、皆どんどん入って下さい。」 去年は、トレーニング、トレーニングで体力作りばかりたった。でも忍耐力が、ついたとのこと。部員数20名。部長は2年1組の白井君。
バスケット部 〝バスケット部の良いところは?〟とお聞きしたら〝なによりもバスケットそのものが楽しい〟と答えてくれた。一心にボールを追う時の気持は何ともいえないそうだ。基礎的なことは入部してからでも十分間に合うので、どこまでもやり通せる人、欲をいえば、背が高い人がほしいとのこと。チームワークによって友だちができればと部長の金君2年8組は考えている。部員数は男子15名、女子6名。
水 泳 部 残念なことに現在新校舎改築エ事のため、プールは取りこわされて使用できないので休部状態となっている。近年中には新しいプールが完成する予定らしいが、現在のところクラブの活動は全く行なわれていない。しかし設備が整い、部員数も整いしだい活動を行なうつもりです。と先輩方は言っている。その時は他のクラブに負けない程、活発に活動するだろう。
ソ フ ト 部 活動日が1週間に三回と割合多いこのクラブは男子の野球部に対して女子はンフト部、というわけで発足したとか……。週に3回という活動日を見でもわかるように大変活動の活発なクラブで練習も割合熱心だ。現在の部員数は三年生を除くとあまり多くはないがそれ故に新人生にかける期待は大きい。「打った時は、とても気持が良いですよ」とはある部員のことば。スカッとした気持を味わうには満点のスポーツ。 現在の部長は2年2組の高村美佐子さん。
バ レ ー 部 男子 活動は、週四回の練習と、他校との試合などであるこのクラブは部員16名、部長は2年2組の河野保久君で、一生懸命やる人を新人部員に望んでいる。 女子 活発な週四回の練習は運動部らしいきびしさにつつまれているが、いかにもスポーツをしているという感じを受ける。部員20名。部長は2年5組の岡田さん。
山 岳 部 実在部員数は、12名、トレーニングは週二回、水、土曜日、渡り廊下の屋上に綱をかけて白壁をよじ登りながらロッククライミングを楽しんだり重いリュックを背負って階段を登ったり、降りたり―― すべてこれが実際の山登りにつながる。月一回は山行を実施合宿は春、夏、冬で各人10日間、更に冬はスキーも加わる。3年2組の利岡君を部長によくまとまったクラブである。
図 書 部 本当はクラプでなく委員会である。委員会とはいっても堅苦しいものではなくクラブと同じで委員も、クラスから選挙したりするのでなく普通のクラブと同じように希望者がなるわけである。だから、雰囲気も円満で楽しく、先輩がよく面倒をみてくれ、クラブの仕事だけでなく勉強等も見てくれる。活動はいろいろな係に分れて行ない〝ごいさき〟という印刷物も年に何回か出している。部員は一度に二冊の本を貸りられるという特権がある部員は43名ぐらいで部長は2年5組の青木君、仕事をきちんとやってくれるまじめな新人部員を部員一同望んでいるとのこと。
放 送 部 生徒に奉仕するためにあるみたいなクラブではあるが、部員はたいへん楽しそうに、家庭的な雰囲気の中で、報道や番組作成などの活動をしている。活動は、昼休みと放課後、それも毎日だから、新人部員には、この仕事が好きで、一生懸命やって、長続きする人を望んでいる。部員は15名で、部長は2年1組の堤君。
文 芸 部 文学青年、文学少女の集まりで陰気な感じを受ける文芸部だが、本当はとても明るい、そして個人的な活動のわりにはまとまっているクラブである。毎学期一回〝きりかぶ〟を発行し、時々詩集〝青とんぼ〟を出している。自分の作品を読んでもらううれしさは格別だそうだ。知的で明郎になりたい人はどうぞ、とのこと。部員数15名で、部長は2年6組の小島さん。
物 理 部 〝大きいクラブ、夢のあるクラブ〟という物理部は、三つの班に分れており、無線班は無線機、ステレオ、簡単な電子計算器などを作り、HO班では電車、レイアウトの忠実なモデルの製作、天文班は星の観測などを主な活動内容としている。また理論物理研究という会が天文班の中にあって、これは光と時間、相対性理論の初歩的なものを行なっている。実動員数15名、全員男子なので女子にもどんどん入部してほしいとか。無線、HO班は3年8組の蒲池君、天文は2年8組の塚原君。
演 劇 部 文化祭で〝夕鶴〟を上演し、喝采を博した演劇部は現在部員数8名(二年のみ)2年7組の加賀君を部長に週二回部室Aで発声、動作などの練習をしている。 本当に演劇が好きな人の集まりなので〝より明るく、より活発に〟をモットーとしていることからもわかるように、雰囲気はたいへんなごやか。いつも笑い声がたえない。発展のもととなる人、部を楽しくさせる人を望むとのこと。
音 楽 部 音楽というニュアンスの通知柔らかい雰囲気が特徴で親切な人、美人が多い(?)とか。コーラス班は地区音楽会、中央音楽会に出場、また今年の文化祭にオペラをぜひやりたいとか。そこで男子の部員を募集。鑑賞班では音楽は肌で感じるものという事を学んでほしいとか。表面的にはパッとしていない感じ。部員数20名。部長は2年5組の鈴木政明君。
美 術 部 現在14名の部員で油絵を中心に活動を行なっている。その結果でき上がった作品は文化祭の時、ごらんになった通りどれもりっぱな作品ばかり、絵画の好きな人ぱかりなので、活動も楽しくてしかたがないそうだ。 「これからは油絵は勿論、彫刻などもやって行くつもりです」とは、部長の2年2組の安本冊則君の言葉。今年の文化祭も多くの作品をかざることでしょう。
英 語 部 マイペースで進むクラブ――それがこのクラブの特微である。英語の実力をつけるには、短期問できるものではない。発音の練習の段階から順々に進む。部員は25名。部長は3年2組の鰐川君。英会話やるかたわら、サイドリーダーも勉強する。また、希望者には、英会話のプリントを配布している。
園 芸 部 いつも学校の花壇や芝生がきれいに整理し、手入れをしてくれている非常に奉仕的なクラブである。2年2組の大谷悦子さんを部長とし、現在部員数は18名。主な活動内容は花壇や芝生の手入れのほか、クラブ私有の温室や花壇に美しい花を咲かせるために種をまいたり除草をしたりすること仕事は少しつらいかもしれないが、美しい花を咲かせるのは楽しいとのこと。
生 物 部 昨年の文化祭では、ニワトリの発生の過程を実に丹念に観察旅究して発表し、大好評を得た。活動内容は、遣伝、発生、採集など。雰囲気は非常によくてなごやか。彼ら自身、研究することが楽しいと語っている。部員数は10名で、真面目にコツコツやっていけるよ うな人を新人部員に欲しいと、部長の2年5組の田村君は言っている。
新 聞 部 我鷺高新聞は、放送、図書部と共に、特別部という形で他のクラブと区別されている。これは会計の特殊性ということもあろうが、なによりも、公共性が強いクラブだからだろう。校内の出来事を生徒に伝え、考えてもらい、この鷺高の歴史を新聞紙面に刻み込んで行く――我々新聞部員は、その公共性ということに大きな誇りをもって活動しているのである。 その活動内容は、主に記事選択取材、編集、割り付、校正、広告取り、時によっては写真の撮影等で、それを8名という少ない部員で一ヵ月の間にすべて行うのだから、かなり忙しい。毎日部室に集まって、下校時刻ギリギリまで活動する。入稿の前などはネコの手 を借りても足りないほどの忙しさである。夢にまで原稿に追われた部員もいるとか。 しかし、新聞部だからといって新聞だけを作っているのではない。勿論、新聞作製を中心としているが、いろいろな意義ある雑談?をすることが、それと同じぐらいの比重を占めている。一つの記事を載せるにあたって、それについて三回も四回も討議することもあるし、それから発展して、社会に対する不満をぶちまけたり、高校生活の疑問を話しあったり、友情論をたたかわせたりということがよく行われる。書くより話している方が多いみたいだといわれるほど部での話し合いは活発だ。話しあえる雰囲気というものが新聞部にはみなぎっているのだろう。 また我校の新聞部は全国高等学校新聞連盟に加盟しており、その中の東京地区第6サークルに所属している。毎月一回開かれるサークル会では、八校ほどの学校と、話し合い、合評などを通じて、互いの親睦、技術の向上をはかっている。以上のようにこのサークル 会は新聞部員にとって非常に有意義なものであるので、部員となった以上は出席することを原則(?)としている。 特殊な才能などはいらない。ただファイトと根性のある人は部室Dまで。二年生も歓迎。部長は2年8組の胡
茶 道 部 先日、日本間で、お茶会を開いた。皆静かに礼儀正しく、おしとやかにしていた。ところが一たび会が終われば、ワァワァ台所へ行って、何かあさったり足をのはして。この様にさわがしい理由は女子が多く男子がニ人しかいない点かもしれない。部員数は20名で部長は2年6組の天沼さん。 彼らは、「何でも気が合っちやうのよ」と、ほほえみながら。「新人部員の皆さん丈夫で長持ちしてくださいね。」「私達の様に!」
社 研 部 昨年の文化祭に調査発表した憲法第九条に引き続いて、今天皇制について研究している。部員数は十名。部室へ入ると、いつも活気に満ちている。部員自身もそんな雰囲気が好きだとか。現在天皇制に関する社研誌の発行に追われている。社研部では、自分の意見を持つだけでなく、世間を広く見つめることが出来るような目を育てて欲しいと新人部員に望んでいるなお部長は、3年2組の赤川彰彦君
華 道 部 現在部員数65名。 活動日は一ヵ月に三回。先生について正式に草月流を行なっている。この部の特微は卒業してから華道を行なう場合、今までやっていたのが無駄にならないようにと卒業までに級がもらえるとか。活動日はほとんど全員が出席とのこと。 部長は、3年11組の新川正代さん。
S・P・C 今年度発足した新クラブであると言っても昨年度の文化祭その他でマンドリンとギターを主とした我校唯一の器楽部である。 楽器が全然ダメな人、OK。基礎からみんなでわかりやすくするそうである。楽器の一つや二つと思っている人も思わない人も来たれ正式9 saginomiya-Plectrum-Club 団結、努力、忍耐の三つがモットー。部長は2年2組の国島亜星君
地 歴 部 文化祭前までは活気があるが、その他は………というこのクラブは部員28名のうち二年が5人ということなので親入生にはたくさんはいってほしいといっている近くの土地を発掘したり、調べたりすることや、スライドを見ることが主な活動内容だが、話し合いが多いのでたいへんたのしいとか地理・歴史の好きな人はどうぞ。部長は2年2組の岩崎利道君。
家 庭 生 活 部 地味で目立たないようだが、実は活発に活動している。エプロンやぬいぐるみ、帽子などを作り、制服についてのアンケートの結果と共に文化祭で発表した。現在は、布地の造花作りに専念している。女子ばかり、40名余で始終家庭的でなごやかな雰囲気が漂っている。部長の3年2組の上条さんは、積極的な人にどんどん入って欲しい、と希望している。
珠 算 部 たいへん部員が少ないので個人個人のつながりは密接で家庭的な雰囲気とは言っているもののやはり6名という部員数はクラブを運営していく上に致命傷。 女子ばかりだが強いて男子部員が欲しいとは思わないとの事。 就職する時にやはりそろばんという特技はみのがせない。 部長は3年2組の吉崎美佐子さん。
|