新右翼『一水会』顧問の鈴木邦男 引用元:朝日新聞 オピニオン 2012.11.21
今の雰囲気に乗じて憲法を変えてしまうと、アメリカの戦争に全部協力して自衛隊がどこにでも出て行っちゃうような憲法になりかねません。憲法は本来、政治家を縛るためのものなのに、政治家が国民を縛る憲法になってしまう危険もある。自由の無い自主憲法よりは、自由のある占領憲法の方がまだいいし、アメリカから押しつけられた憲法を変えようと頑張った結果、よりアメリカに従属するなんて笑えない冗談です。」また「いま右翼的な主張をしている人は、天敵がいなくなった動物みたいなものですよ。威張るし増殖するし。このままでは生態系が破壊されてしまうのではないかと心配です。 |
政治を話そう「ふたたび安倍政権」 引用元:朝日新聞 論耕 2012.12.27.
右派論客で漫画家の小林よしのり氏が「愛国心」に関して、「靖国神社に言及するだけでは国を愛する証明にはならない。愛国心とは郷土の自然と共同体、祖先の歴史を愛し、子育ての環境を守ろうとする思いだよ。それを目指すには、歴史や社会のすべてに目配りをしないと。『中国や韓国に負けるか』というマッチョイズムだけで、全体を捉えられるわけがない。」 |
あいつは右翼だから、左翼だからという先入観で捉え「敵」「味方」と二分する思考が今の閉塞感を生んでいるのかもしれません。
右翼と呼ばれる人物にも良識を持ち同じ土俵で議論できる人物がいることがわかり、今回の選挙結果で、このまま右傾化に突っ走るわけでもなさそうだと、ひと安心しました。甘いかな?