次回の技能試験に向け敗因の究明と対策をまとめてみることにしました。
まず挙げなくてはいけないのが、ギヤ―レバーはフィンガーシフトという大型バス特有の圧縮空気を使ったもので、軽く入るが、一瞬のタイムラグがあります。通常のギヤ―チェンジの感覚ですと、入れたつもりがニュートラルに押し戻され、空ぶかしの原因になります。今回も3度ほど、やらかしてしまった。
[ギヤ―シフトは入れてから一呼吸待つ] サイドブレーキ これも普通車の踏み込むタイプや手で引くタイプと違い、ON・OFFのデジタル的。しっかりは止まるものの坂道発進などのとき、半クラッチやアクセル操作などとの微妙な調整がしにくい。従って慣れないと急発進や逆走、エンストを招く恐れがあります。
[クラッチの遊びがかなりあるので、その幅を慣らし運転のとき、把握する必要がある]
左右後輪の位置確認はサイドミラーで見るタイヤ灯が目安。右左折のとき、これに合わせてハンドルをきる。指定場所停車、つまり電柱などをバス停に見立てて後部ドア―中心から50Cmの誤差で停車させるときもサイドミラーでこのタイヤ灯との間隔が頼りになります。
一方、左右の前輪の位置はフロントのウィンカー灯が目安。右回りの鋭角で目いっぱいハンドルを切っていく時ときなど、縁石と左前輪タイヤとの距離の確認に使う。
[試験場の縁石は低く、接輪してもハンドルに感触はほとんど伝わらないので、タイヤ灯ウィンカー灯に頼るしかない]
運転席のオーバーハング、前にも書きましたが、これが難関で大型をあきらめ中型にした経緯もあります。しかし中型も、マイクロバスやトラックと違い、大型ほどではありませんが、しっかりとオーバーハングがあります。これが原因でハンドルを切るタイミングが、どうしても早めになってしまい後輪の接輪や脱輪の誘因になってしまいそうです。
[ハンドルを切るタイミングは、前輪の位置を意識してワンテンポ遅めに切る]
6点確認は焦らず落ち着いてやるしかない。これから技能試験に合格するまで、習慣づけるために乗用車の運転中は無論、日常生活でも首振りを履行しようと思います。
[車内の直視、左後方の直視、左ミラー、バックミラー、右ミラー、右後方の直視]
傍から見たら、変に思うだろうな!