先日、人類の基本形は女性で、その女を作り変えて男ができたことを書きましたが[
女性の日]、脳の構造にも、かなりの違いがあるみたいです。
言語機能をつかさどる脳の部位は2ヶ所あり、どちらも女性の方が大きく、そのために女性の方が、言語関連の思考に優れておりコミュニケーション能力に長けています。例えば、声のトーンや情感を上手に使って言葉以外の方法でも伝えます。言い方を変えると、男性は明確に言語化されていない感情を理解することが苦手ですが、女性は直感的に感情を理解する傾向があります。
また、男性は左脳でしか言語情報を処理しませんが、女性は右脳と左脳を使って処理しています。 このことから、脳卒中を起こした女性が言語障害なしに回復する確率は、男性よりはるかに高い。つまり男性は言語エリアに影響があると、回復の確率が落ちてしまいますが、女性は別の部位で言語情報を処理できるからだそうです。そういえば、子供の時から(今でも?)言い争いでは女子に敵いませんし、学生時代も国語や英語の成績がいい子は、女子に多かったように思います。
それにしても、脳卒中の後遺症にまで男女差があるとは驚きですね。
一方、男性の方は、頭の中でものの形を思い浮かべたり、それを動かしてみる空間把握能力がすぐれています。例えば引越し荷物を運びこむ時に、大きなテーブルがダイニングルームのドアを通るかどうかを、男性は見ただけで判断することができるということです。
「話を聞かない男、地図が読めない女」とは、この辺りからきているのでしょうか。