世の中ではポケモンGoの騒ぎ。トラブルが起こるとわかっていても誰にもとめられないのは、子どものケータイやスマホと同じ。世の有識者とかは、「便利さと危険性のバランスを」などというけれど、生命に関わることはバランスのとりようがないと思うのですがね。
　すまほなんか使わなくても、里山に入れば本物のモンスターたちがたくさんいるということを、子どもたちやその親に知ってほしいものです。昆虫などの小動物たちは、本物に接すると、図鑑ではわからない発見や出会いがあるものです。

　昆虫に興味がわいてきたらしいという孫のために、昨日は下見に行ってみたのですが、そこで出会ったモンスター、ぼくは森のモンスター、モリモンと呼びます。
　顔に注目してください。赤塚マンガの顔
スマイル
つぶらな瞳
ハチのくせにはくびれがないなと思ったら、コシブトハナバチというのだそうです。なるほど。
　モンスターといっては可哀想かな？コミスジ

　コミスジは足の数にも注目です。２本しか見えませんね。つまりこのチョウの足は４本なのです。昆虫なのに足が４本というのは、チョウの仲間では珍しくありません。

　問題は、昆虫類の激減。下見でも、とても少なく、特にテントウムシなどどこにもいませんでした。昆虫に住みにくい世界が人間に住みやすいはずはなく、スマホでポケモンを追いかけてる場合じゃなさそうです。