このヘビは笑ってるんじゃありません。怒ってるんです。ムダに長いヘビの姿はカメラに収まらないし緊張感もないので、怒ってもらったんですがこの笑顔。
笑顔といえばトンボはいつも笑顔です。この顔で空中で獲物を捕まえてむしゃむしゃ食べてしまうのが怖い。いつものノシメトンボです。赤トンボ類は東風に乗って山から降りてきます。
散歩から帰ると、家の近所の資材置き場が大変なことに。向かいの屋根にスズメの団地があるのですが、その一族が砂遊びの真っ最中です。サンドスキーみたいに砂山から駆け下りたり、砂にもぐったり。スズメは水浴びも砂浴びもする珍しい鳥なのだそうですが、ただの砂浴びではなく、本当に砂遊びをしているように見えました。
しかしこの翌日から、スズメの姿がありません。あまりの暑さに避暑にでも行ったのかな?
ところでポケモンGOについて、新聞に「森で出会えるモンスター、モリモンもおもしろいよ」という主旨の投書をしました。ポケモンGOについては、マスコミではどちらかというと批判的な声が多いのですが、肯定的な意見も出始めています。かなりの経済的な効果はあるのでしょうね。
ひきこもりをそとに引っ張りだした功績は大きいという声があると聞きました。朝日新聞には「世界的な流行は、人間の狩猟本能が呼び覚まされたもので、残酷だといって封印された昆虫採集が再びブームになるだろう」などとノーテンキなことを言ったという学者の声を紹介しています。
酒田市の中心部にあるデパート周辺は、ポケモンのなんとかスポットポなのだそうで、夜中にかなりの人が徘徊している様子です。しかし、それぞれが画面をみつめて個々に行動していたりたたずんでいたり。会話さえ聞こえてはきません。まるでゾンビか幽鬼のようです。それもそのはず、彼らは抜け殻のような肉体をここに置いて、心はバーチャルな世界にさらわれているのですから。
(以前、スマホのナビを頼って鳥海山を無装備で登ってきた人に出会ったことがあります。この先になにかありますかと尋ねられてびっくりしました。頂上しかないし、危険だよと言ったら、ああそうですかと引き返して行きました。かれは現実の山は見ていなかったと思います。)
それに、現代人の多くが昆虫恐怖症です。どんな好奇心も、恐怖症という壁を突破する力にはなりにくい。ぼくはかなり懐疑的です。