「歌って踊れる合唱団」横浜並木男声合唱団と、鶴岡の男声合唱団デザミアンティム、酒田メンネルコールとのジョイントコンサートが、10月16日、鶴岡市でありました。
　以前住んでいたのが横浜市磯子区で、並木は隣の金沢区にあり、歩いても行ける距離です。しかも並木男声合唱団は、横浜で入団していた合唱団ともKAMKA（神奈川男声合唱協会」で交流がありましたから、なつかしくもあります。しかし、あの並木男声合唱団が、歌って踊れる合唱団として「題名のない音楽会」にも出演したことは知りませんでした。
　平均年齢75歳（デザミも同じくらい）、でも背中が間借り前かがみの人が多いデザミと違い、背すじの伸びた人が多いのはさすがです。
　特に歌と踊りのステージは欠かせないピアニスト金井信が、急遽駆けつけて盛り上がりをみせてくれました。
　でも待てよ、この景色、どこかで見たことがあります。指揮者の吉田千鶴子氏が「かわいいし、笑えるでしょ。でも本人たちは本当にまじめにやってるんですよ」という口上（いやＭＣというのか？）を聞いていると、昔サーカスで見た、女性調教師とトラやライオンの芸を連想しました。「美女と野獣」というやつですね。
　でも、頑張っている彼らを見ていると、こういう方向もあっていいかなと思いました。是非、ご鑑賞を！