7月22日からの3連休、日本男声合唱協会(JAMCA)演奏会があり、鶴岡の男声合唱団デザミアンティムのメンバーとして参加しました。といっても、今のデザミは、高齢化、パートがそろわないなど、単独でステージに立てる状況にはないので、合同演奏のみの参加でしたが。東北の合唱団の合同では、東北各地の民謡や、石河啄木の詩や短歌に作曲した作品などを演奏しました。参加はしませんでしたが、全国合同はケルビーニのレクイエムでした。6年前の震災、津波、原発事故の追悼の意味をこめたものと思います。
日本海側の庄内から太平洋側の八戸に行くのは、東京から行くより大変で、観光バスをチャーター、つぎはぎの東北中央道、秋田道、東北道、八戸道を経て、6時間書けてようやく辿り着く道中でした。まあお爺さんたちの遠足か修学旅行といった気分でしたね。
八戸では種差海岸と蕪島を観光。以下はその写真です。
種差海岸

自然の芝に覆われた海岸で、海浜植物のお花畑になっていました。野生のウミネコモすぐそこを歩いています。ただし芝は刈り込んであり、虎刈りの芝目がくっきりと見えましたが。
スカシユリ

蕪島を目指すと、見たような港につきました。鮫(さめ)漁港です。見たようなというのは、たとえば津波注意報などが出た時に定点カメラが映す八戸の様子というのがここですね。津波で破壊されたはずの防波堤もあります。
鮫港

蕪島はそこにあって、去年?の火災で、現在は神社を再建中、立ち入ることはできませんでした。でも、名物のウミネコは元気いっぱいで、ヒッチコックの「鳥」を髣髴とさせる風景でした。

