二ヶ月に一度、南武線の矢ノ口にある喫茶店で催される朗読会に参加しています。そこへ行く楽しみの一つが、よみうりランド横の長い急坂を利用して、クロスバイクでの最高速度に挑戦することです。1月に55.3キロ、3月は前に車がいたため50.1キロ、前回5月は57.8キロと要領もわかり徐々にですが記録更新してきてます。

今回は車の流れを見計らって一気に加速、ただ坂の前半はスピードが乗ったところで、R50の急カーブに突入するためペタルを踏むどころか、遠心力に負けじと車体を思いっきり倒して遠心力と恐怖心からのブレーキをかける衝迫に耐えるのみ、カーブを抜け前方の視界が広がったところで、スピードメーターを見ると58キロ。ここぞとばかりに再度ペタルを踏み込んでみましたが、空回りスピードが自転車の性能いや私の体力をオーバーしていたのでしょう。それでもペタルを必死に漕ぎ続け横断歩道に近づいたところでブレーキ。後でサイクルコンピューターの履歴を見ると、見事、当面の目標60キロをオーバー60.1キロが残っていました。
グーグルマップで検証すると行程750メートルに対して高低差52メートル平均勾配7%、つまりカーブに入るまでは自力で漕いでいましたが、カーブから先は高低差で加速し、ただひたすらノーブレーキで恐怖心との闘いということ・・・。

今これを書きながら、いい年してバカなことをやっているなと反省、新聞の見出し「68才の老人 自転車で転倒し死亡」では洒落にもなりませんね。
もう二度としません。
ベンケーシー