明日、衆議院が国会冒頭で解散されるんだそうだ。問題大ありの解散だが、総理の専権事項だとかで問題ないらしい。そんなこと憲法に書いてあったっけ?
明日の国会はテレビ中継されるんだろうか?視聴者が楽しみにしている番組を短縮したり中断したりして中継するNHKが、なぜかいわゆる森友・加計疑惑について質問が予想される委員会の中継をしなかった。当然中継があると思ったのに。
でも、総理の所信表明もない冒頭解散はきっと中継されるだろう、NHKなんで。その際「万歳!」を叫ぶ議員がいるのだろう。なぜ万歳なのかさっぱり意味がわからないが、それが昔からの慣習なのだそうだ。しかし、いくらなんでもこんな「国難?」に、バンザイはないだろうよ。でもきっといる、そんなお調子者が。そのときはどうか万歳している議員の一人ひとりをクローズアップしてほしい。できれば名前や選挙区も紹介してほしいものだ。(街角のヤンキーも議員先生もテレビに映るのが大好きだから、よけいはしゃいだりして……。)
その映像は、オレたち有権者が投票するときの参考にさせてもらいますぜ。
さて話は変わって……。
鶴岡市の大山下池と、その背後の高館山(たかだてやま)に行ってきました。朝夕、気温が下がり寒いほどの庄内地方ですが昼間は25℃前後、山道を歩くには厚い気温です。酒田にはいないミンミンゼミが複数、まだ鳴いていました。同時に、高山で鳴くエゾゼミも鳴いていました。そしてそして、なんと紅葉しているカエデも。

季節感がめちゃくちゃです。でもよく見ると、草の葉が褐色に変色していたり、樹の葉の先が黒くなっていたりするので、紅葉も先週の台風の影響のようなのです。(酒田の自宅でも台風やそれが変わった温帯低気圧の影響で、海からの風に強い潮の香りがありました。高館山は日本海からの風が鶴岡市街に入るのを防ぐ役割をしていて、冬の季節風はここで失速します。そのため鶴岡では雪も失速して降り積もり「雪の降る町」となるわけです。)
この日は、びっくりするほどたくさんの種類のチョウたちに会いました。でも、多くのチョウの翅がボロボロでした。これもきっと台風の影響、健気に耐えたチョウたちなのでしょう。
コミスジ
ゴイシシジミ
ヒョウモンチョウの一種
テングチョウ

テングチョウのきれいな前翅が一部見えています。手前の翅が破れているために、表側が見えているからです。)
ツマキチョウ
サカハチョウ

最後のサカハチョウは、漢字の八という字が逆さになったような模様があるのですが、これは夏型。冬型は全然違っていて、別の種類かと思うほどです。因みに以前撮った春型のサカハチョウは……
サカハチョウ春型の表側
サカハチョウ春型の裏側

こんな真紅のキノコもありました。

最後に、これは何だと思いますか?

ヤママユガの一種、クスサンの翅を拡大しました。受け取り方は人によるでしょうが、ぼくは美しいと思います。(こちらにはいないシンジュサンはもっと美しいと思いますが。)