ここのところ、夜中に雪がつもり、昼間解けるという繰り返しです。
　今朝もうっすらと雪が積もっていて、車はびっしょり水滴に包まれていましたｓ．と思ったら、水滴はすべて凍っています。車を出すとメーターが外気温－1℃を表示。この冬一番の寒さです。
　森の木々も、水滴に雪が貼りついたのか、まるで樹氷のような景色でした。風が強い酒田では、珍しい風景です。市立の屋外相撲道場
夜明けの風景
冬の散歩道
　
　ところで平原のタカであるノスリは、冬になるとカップルになり松林の古巣に戻ってきます。散歩していると、ピーウという特有の声で鳴き交わすカップルの声が聞こえてくることもあります。
　今朝も夜明け前の森にノスリの声が近づいてきました。「ピーウ、ピーウ」少し弱々しく聞こえます。すると「ジャジャ」というしゃがれた声が同じ方向から。カケスでした。カケスはものまねの名人。でも真似たあとで「俺だよ、驚いたか？」とでも言うように正体をバラすことが多いのです。
　するとこんどは「キョッキョッキョ」と鋭い声。これはオオタカの声なのですが、もうだまされないよ。
　そうしたら、頭上から「ジャア、ジャア」とまたカケス。「どうだい、驚いたろ？俺だよ、俺のしわざだよ！」
　わかったよ、驚いたことにしておくから。