令和3年4月20日発行・早稲田大学春秋会事務局
会員の皆さま 新年度を迎えました。いかがお過ごしでしょうか。
新型コロナウイルス感染症拡大防止のために昨年に続き首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)をはじめ関西圏他にも緊急事態宣言が1月に発出されました。首都圏は3月21日に解除となりましたが、その後の感染動向をみるとまだまだ予断を許さず、中長期的な取組みとなることが予想されます。また、ワクチンの接種も医療従事者から始まりましたが、65歳以上の高齢者から全ての世代に接種が行き届くためにまだまだ時間を要することが見込まれます。このような状況下、まん延防止等重点措置の対象地域として東京都(東京23区および指定対象市)が指定されました。4月12日付で新型コロナウイルス感染症拡大防止のために、「まん延防止等重点措置」の適用に伴う校友会・稲門会活動における注意のお願いが、早稲田大学および早稲田大学校友会より発表されております。対面活動を行う場合は、国や各自治体の指針を遵守し、感染対策を十分に取ることが求められており、飲食を伴う懇親も自粛する要請内容です。このためまだまだ予断を許さぬ状況と認識し、第128回早稲田大学春秋会総会の開催を昨年に続き見送ることといたしました。
なお、秋季大会開催の検討は、4月末までに発表される予定の早稲田大学および早稲田大学校友会の会合・イベントに関する方針決定と諸情勢を見ながら、開催の検討を行いたいと存じますが、例年どおりの時期に開催できるかどうかも含めて、今後のイベント開催については、あらためて書面等にてご案内申し上げます。
継続した新型コロナウイルス感染症対策が続く体調管理等大変かと存じますが、どうぞ会員の皆さまにおかれましては御自愛いただき、皆さまと参集できる時を引続き待ちたいと思います。
会長代行 髙原 孝
(ご参考として令和3年4月12日に校友宛に早稲田大学より配信されたメールを掲載します。ご高覧ください)校友会支部・稲門会 各位
早稲田大学校友の皆様
平素より校友会活動に格別のご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、新型コロナウイルスの感染拡大が続いていることを受け、東京都を含む複数の地域で「まん延防止等重点措置」が適用されることとなりました。こうした状況を鑑み、「まん延防止等重点措置」適用の地域・期間内においては、校友会・稲門会活動を対面で行う場合、国・自治体等の指針に従い、充分な注意と感染対策を徹底してください。インターネット機能(オンライン)や書面などの対面以外による活動を推奨いたします。あわせて飲食を伴う懇親会などは是非ともお控えください。なお、「まん延防止等重点措置」の対象以外の地域(解除された場合も含む)についても、対面で活動を行う際には充分な感染対策の上での実施をお願いいたします。
対面での校友会活動については、完全再開とはいかず、大変心苦しく思っておりますが、これらの方針(お願い)は、第一に校友の皆様の大切な健康・命を守るためであり、それと同時に、早稲田大学の教育・研究、そしてやっと動き出したばかりの現役学生の貴重な大学生活を守るためであることを重々ご理解の上、なにとぞご協力いただきたく、お願い申し上げる次第です。
学生には、昼休みや授業終了後の食事は黙食に努め、お酒を飲みながらの会食は自粛するように強く要請をしています。
https://www.waseda.jp/top/news/72619早稲田大学校友会においては、安心安全を徹底した上で、少しずつでも校友会活動を前進させていきたいと考えております。引き続き、早稲田大学ならびに早稲田大学校友会への温かい応援とご協力のほど、宜しくお願い申し上げます。
※なお、6月以降の方針については、4月末頃までにあらためてお知らせする予定です。
以 上
2021年4月12日
【担当】
早稲田大学校友会事務局長:三木省吾
校友会・稲門会総会担当 :渡部美紗
E-mail:tomonkai@list.waseda.jp TEL 03-3202-8040
http://www.wasedaalumni.jp/with ワセダ~母校にエールと支援を~1万円募金キャンペーンにご協力ください
https://kifu.waseda.jp/campaign~第128回総会は昨年に続き中止いたします~ 2021年4月~5月おける早稲田大学および早稲田大学校友会の方針および要請に従い、第128回総会については残念ではありますが、開催を中止いたします。総会の承認事項であります決算および予算については次号春秋会だより第131号にてお諮りいたします。また、4月末頃に予定されております同年6月以降の方針発表を待って秋季大会開催の検討をいたします。なお、早稲田大学および早稲田大学校友会の方針の発表の時期によっては、通常の春秋会だよりの発行の時期とは異なり9月に入ってからのお知らせになる可能性があることにつき、ご了承ください。本件に関するお問い合わせは春秋会事務局までお願い申し上げます。
事務局:TEL・03-6906-8093 :メールoishi-kaikei@voice.ocn.ne.jp(以下記載略)
~以下の恒例行事中止報告~ 新春の集い、春の墓参会は中止いたしました。
~春季東京六大学野球・早慶戦の応援~ 誠に残念ではありますが、中止といたします。
~徒然なるままに~(寄稿) 自宅近く隅田川のほとりに、シダレザクラが200本以上植えられた都立尾久の原公園があります。
私は慢性腎臓病の気があるので、予防を兼ねて早朝この公園でウォーキングとラジオ体操をしています。ここは自然にも恵まれ野鳥も多く飛来、コロナで使用禁止のテニスコートからはこの春珍しく鶯の初鳴きも聞かれました。
余談ですが、住んでいる荒川区には荒川<旧荒川放水路>が接しても流れてもおりません。ではなぜ荒川区というのでしょうか?地元の知り合いに聞いてみてもほとんどが答えられませんでした。偉そうに言いますがこういう私も最近知りました。江戸時代、現在の隅田川は千住大橋(江戸時代は大橋)を境に上流を荒川、下流を大川と称していました。一本の川で名前が二つあったということです。そうするとぴったり大橋の上流に接するから荒川区となります。もう一つ、<奥の細道>は千住がスタートですが、現在は北千住<足立区>と南千住<荒川区>があります。スタートの場所の件で、早稲田卒業、荒川の西川区長と足立の近藤区長がもめましたが、今はどちらにも記念碑があります。今一つ、昭和期の早稲田大学ボート部はこの公園の近くにあったデルタ造船所よりボートを隅田川に出していました。
私が中学生のころ、この造船所内で遊び、部員が隅田川にボートを手動クレーンで川に出すところを眺めていました。ボート部の大先輩と話した時、都電早稲田駅から都電熊野前駅下車、徒歩で隅田川まで通ったとのことでした。川沿いに多数料亭もあり、国会演説中に暗殺された浅沼稲次郎もこのボート部に在籍していたとのことです。
前置きが長くなりました。東京は3月21日に緊急事態宣言が解除されましたが、お花見の季節を迎えた尾久の原公園内には<宴会禁止>の派手な看板が嫌味なほどここかしこに立てられていました。
このような環境の中、日々変わる桜の木の下を見上げながら早朝ウォーキングを堪能しておりました。
桜が満開を迎えた3月27日土曜日お昼頃、所用で公園の脇を車で通りすぎると花見をする大勢の人が見受けられました。な!な!なんとこの時、桜の下では例年通りビニールシートで大勢のグループが車座で宴会をしているではありませんか!!注意する職員もなく、抜けるような紺碧の空の下、老若男女が大声で語らいコロナのことなどどこ吹く風・・・さらにコロナ対策の本丸である厚生労働省の役人は大勢で送別会を行い、考えられない無責任な実態が暴かれました。当然ですが宣言解除後には、感染者の拡大が大阪をはじめ各地で報じられています。何のための緊急事態だったのか・・・日本人は我慢強いと思っていましたが、我慢の限界が来ているのでしょうか?変異ウイルスは益々レベルアップして、状況は悪いほうに向かっている気がしてなりません。期待のワクチンもなかなか届かず、大多数の高齢者は七月以降となりそうです。世界全体を俯瞰しても、現時点でコロナ封じ込めに成功しているのは台湾ぐらいなものでしょうか。アメリカでは第一次、第二次世界大戦、ベトナム戦争の死者総数を超える50万人がコロナで死んで衰える様子はありません。このような中、オリンピックの聖火が各地を回り始めましたが、むなしさを感じるのは私だけでしょうか?1964年の東京オリンピックの時、私は10歳でした。思い返せばこの時、貧しくとも日本は活気にあふれ未来がありました。日本全体が一致団結してオリンピックを盛り上げた記憶があります。父母も大きな声で日本を応援していました。現在はいかがでしょうか?一見豊かになったように見えますが、街には笑い声がなくなり商店街はゴーストタウン。利権を追いかけた人物が率いる動機不純のオリンピックは、いくら復興五輪の冠をかぶせても天罰が下ったようです。主催者は時間がたつにつれ世界に向かって恥を順繰りにさらしているように思われてなりません。アスリートの皆様には本当に申し訳ありませんが、すでにオリンピックという代物ではなくなっています。福島で人災である原発事故を誰が起こし、この重大局面を放置したままオリンピックに飛びつき血税を無駄にする二重の判断ミスを誰が犯したのでしょうか?これを許したのは残念ながら私を含めた日本人だと思います。やはり国家にも年齢があり、盛りを過ぎた日本は崩壊に向かって崩れ落ちていくのかもしれません。日本人である以上、更なる悪化を食い止めて実りある豊かで住みやすいこの国を子々孫々に残す義務があります。いろいろ考え足掻きながらもこれからの日々を送るつもりです。暗い話になってしまいましたが、思いついたことを忌憚なく述べてみました。
早くコロナが収まり、また皆さまとお話しできることを楽しみにしています。(小太刀昌雄記)
~会員の近況~ コロナ禍で過ごされている会員皆様の近況について、メールアドレスをいただいている会員を対象に原稿を募集しました。(敬称略あ順)
令和3年明けて間もなく緊急事態宣言が発せられたが、この時期から私は一年で一番忙しい時期になる。自己防衛として徹底した手洗いとうがい。幸い私も含め、関与先、友人知人、実家も含めた家族みな今のところ感染せず元気に暮らしている。確定申告も全件無事終わった。3月末時点でまた増加傾向にあるようだがワクチン接種も始まり、今後どう推移するか。一日も早く収束し、春秋会も含めいろんな人たちに会いたい。(大石和礼記)
新型コロナウイルス感染症対応から約1年が経過しました。新しい繋がりや機会を模索してきましたが、いろいろなツールを活用しても触れ合うコミュニケーションの重要性を再認識することとなりました。個人の価値観がより多様化しました。中長期化すると感じる取組が続きますが、気付いた時に世の中からこんなに遅れていたんだ、ということが無いようにしたいものです。(齋藤徹也記)
二度の緊急事態宣言がやっと三月下旬に宣言解除となり感染状態が緩和されると期待されたが、第四波が発生した様に思われる今日この頃、自粛生活を厳守したが彼岸中は墓参、心機一転し健康診断を受診する。病院の中へ入るのに少し勇気が必要であった。後日、先生の説明を受け安心。新年度が始まり今年は春秋会結成70周年、応援歌「紺碧の空」90周年と活動が期待される予定ですが、何分コロナが心配され暫く自粛が一番と確信して居る毎日です。(髙原孝記)
(我が闘病記)それは昨年1月5日に始まった。前年12月末に近くの医療センタ-でぼうこう癌の宣告を受けた。1/6に手術、1/11に退院。その後の治療が大変で7週間 毎週生ワクチンを投入、幸いにしてその後の3ケ月毎のぼうこう鏡検査では新規の転移、再発は見られないものの、2年間の定期検査が来年1月まで続く。検査の時に麻酔を使用しない為、毎回 何回か悲鳴を発する。正直 時に、「ノ-サンキュ-」と言いたくなる。命が先か3ケ月毎の検査が終了か予断ができないが、どちらがいいかは正直 何とも言えない。(出川達郎記)
(コロナ禍の近況)人道主義に立脚する立場から反原発の発信をZoomをも活用し続けております。民事、軍事を問わない核廃絶は日本の歴史的使命です。世界の30余国に存在する440余基の原発は恐ろしい禍根です。一日も早く廃炉にする必要があります。 そのために脱原発への国際的合意の成立を図るために国連倫理サミットの開催を訴えております。その前提として現在の力と支配の父性文明から倫理と連帯の性文明への移行が求められます。幸い、女性裁判官による最近の東海第二原発の再稼働差し止め判決は潮目の変化を実感させるに至っております。(村田光平記)
(紺碧の空生誕90周年を迎えて)
1931年(昭和6年)応援歌「紺碧の空」が生誕してから今年で90年になります。
早稲田大学春秋会は前身の応援部春秋会を引き継ぎ、早稲田大学の柱の一つとして先達の掲げた理想を継承していますが、そのシンボルとして応援歌「紺碧の空」碑を守り春秋会の大会・イベントに際しては参加者により応援歌を献歌してきました。今年は応援歌生誕90周年記念行事に向け春秋会旗の準備をしてきましたが、旗の制作を依頼した店が諸事情により旗の制作から撤退し代わりの店を探すことになりました。コロナ禍の下、事情をお察し願いたいと思います。又、記念行事も稲門祭の行方次第でイベントの可否が決まりますので残念ですが不透明です。(諸江昭雄記)
~御冥福をお祈り申し上げます~ ご学友で2019年の第124回総会にて、「早稲田・新宿我が町」をご講演いただきました、
故堀江 朋子様が2021年1月に御逝去されました。御冥福をお祈り申し上げます。
~令和3年度・年会費納入のお願い~ 当会の運営は会員皆様の年会費により支えられております。おそれいりますが同封の振込用紙にて令和3年度年会費(3,000円)のお振込みをお願い申し上げます。また、未納分のある方は過年度未納分の明細を同封致しますので、今年度分と併せて速やかにお振込み下さいますよう宜しくお願い申し上げます。なお、同封の振込用紙によるお支払い方法のほかに金融機関のインターネットバンキング又はモバイルバンキングを利用する方法もあります。
その場合は、早稲田大学春秋会への振込先口座
ゆうちょ銀行 店名:〇一九店(ゼロイチキュウ) 預金種目;当座預金、口座番号:0602054
にお振込み下さいますようお願い申し上げます。振込用紙による方法か、インターネットバンキング又はモバイルバンキングのいずれかにて納入下さいますよう、重ねてお願い申し上げます。
~名簿の整備をします~
過去、出欠の返信ハガキ等でメールアドレスをお持ちの方はお願いしますと記載し、事務局で管理してきました。コロナ禍により、去年からたびたび対象会員の方にメールを送信してきましたが、一部の方は「送信できませんでした」となり、はじかれて返ってきています。手書きですと判読できない場合があり、それがはじかれる原因になっていたものと思われます。今後も校友会からのお知らせ、記事の募集等、会員の皆様にメールを送信することがあると予想されます。
つきましては「携帯よりもパソコンへ欲しい」「今まで受け取れていない」「今後はメールを受け取りたい」という方はお手数ですが事務局までメールを下さいますようお願いします。手書きと違い、これならば間違いなくアドレスを把握でき、送信できないという事態も無くなると思います。
事務局のアドレスは oishi-kaikei@voice.ocn.ne.jp です。封筒にも印刷されています。
事務局長 大石和礼
以 上