事件は森で起きる……最近は夕方の散歩の時間が、諸般の事情によりめっきり遅くなっています。途中からは懐中電灯が必要なくらい暗くなることもしばしば。
　先日は薄闇の中で、木の枝になにかがうずくまっています。ゆっくりとこちらに向けた顔らしきものの中央に、縦の白線が走っている。ハクビシンでした。暗いだろうとカメラを持っていなかったので、撮影はできませんでした。
　その直後、地面に異様に黄色い部分がありました。黄色い網目状のものがうようよと地表を覆っているように見えるのです。
　もしかすると、話に聞く「変形菌」かもしれないと思い、2日後、同じ場所に行くと、色も形も変わっています。それが枯れ葉や枯草を覆っていました。やはり変形菌（粘菌）の一種でしょうか？　さらに形を変えるか消え失せるか、気になります。
　
　最近時々出会うリス。動きが速く、カメラに収まらないのですが、この1枚だけピントが合っていました。

　今年初めて見た、旅する蝶、アサギマダラです。枯れ木にとまって休憩中でしょうか。