いつもより30分以上早く散歩に出発。日の出も遅くなってきたので、早朝に活動する動物に会うチャンスが増えるかもしれないと期待して。
すると、翼が茶色く見えるカラス大の鳥が音もなく飛んできて、近くのタブ林に入りました。これは猛禽類のノスリかフクロウに違いないと、カメラを構えて近づいていきます。太陽を正面に見る方向なので南寄りに回り込むと、果たしてフクロウが枝にとまっていました。顔なじみの幼鳥です。ここは以前にも一度見た場所です。親フクロウはすぐに飛び去るのに、このフクロウは私たちを見てもすぐには逃げません。幼いころの「刷り込み」によるのでしょうか。大きな目でしばらくこちらを見つめていたので2~3枚撮りました。すると別の枝に飛び移り、それからさらに遠くまで飛んで行ったあと、カーブして近くの枝まで戻って来て止まりました。わざわざ近くに来たわけで、去年もそんな行動をする幼鳥がいました。好奇心が強いのでしょうか?そして好奇心は知性を証明するものだと、ぼくは勝手に思っています。
去年の写真を見ると、フクロウを最後に見たのは、幼鳥で8月15日でした。今年はすでに9月11日。去年も実は近くにいたのかもしれません。しかしこれから間違いなく冬を過ごす場所に移動するはずなので、これが最後の見納めかもしれません。
来年は、彼(彼女)の幼い兄弟に会えることを期待します。

後ろ姿

※タブ林と書いたのに、写真で見ると、松やサクラにとまっていま
すね。でもここはタブの林です。
追伸:例の「変形菌?」 消滅してしまいました。雨が降ったので、変化が見られるのはこんな時かな?と期待したのですが、何もない。溶けてしまたのか、変身して移動したのか?