このごろ、あまりリスに会えなくなりました。夏至が近づき、夜明けが早まったためかもしれません。
今朝は、最近としては20分ほど早く散歩に出発したのですが、珍しく3か所で3匹のリスに会えました。
これは2カ所目で出会ったリス。先月半ばにも会ったのと同じリスだと思われます。乳房が見え、授乳中の母親だと推定できます。前回は、近くに数匹の子どもがいて、元気に木を上り下りしていました。上空でトンビと集団のカラスが本気で争っていたのに。その夕方も、子どもたちがワラワラと木から降りてきました。薄暗く、危険な時間が迫っていたのに。
子どもたちはほんとうにあどけなく、危険を感じ取ることができないようです。その後、ここでリスを見かけなくなっていたので、心配していたのです。今朝も母親を見ただけですから安心はできないのですが、まだ授乳しているのなら、どこかに子どもたちがいるのでしょう。
次の写真は、別のエリアです。
こちらは幼い子どものようです。見つけた時、地上でクルミを食べていました。そのうち私たちが気になったのか、クルミを地面に隠してタブノキに登りました。とてもリラックスしています。私たちの目の前なのですが。
それにしても、なぜ1匹だけなんだろう?私たちの観察では、5月初めごろ、初めて巣穴から出て遊び始めるリスの子は、なんとなく群れて行動しています。それぞれ好き勝手に行動しているのですが、互いに近くにいるという風に。
しかしこのリスの子は、昨日も見かけたのですが、やはり単独でした。ノスリもフクロウもこの森で子育て中なので、兄弟が彼らの犠牲になっている可能性は十分あります。心配です。
一方、猛禽類のヒナたちもそれはかわいいやつらだし、丈夫に育ってほしい。心は引き裂かれ、気が気ではない今日このごろです。