山形県庄内地方も酷暑の日々です。
フェーン現象もあって気温が38℃を越えた昨日、鳥海山の上空にはつるし雲(レンズ雲)が見えました。強い南東の風が山を越える時に、風上側から見える雲とのこと。
リスは暑いのが苦手だそうで、最近あまり会えません。きっと夜明けごろ活動を開始して食事をし、あとは巣穴でごろごろしているのではないでしょうか。
それでも昨日、久しぶりに出会ったリス、桜の木の向こう側に消えたのでそっと回り込むと、このポーズ。まるで恥ずかしがっているみたいです。昔の東北人のイメージですかね。
昨日はこんな蛾もいました。ひさしぶりです。ハグルマトモエといいます。眼状紋が巴の形なのでトモエという名なのでしょうが、ハグルマの意味がわかりません。
そして今朝は、雲一つない真っ青な空です。車載温度計によれば朝から30℃越え。今日も最高気温37℃以上だそうです。当然日向は40℃、50度にもなるのでしょう。火事かと思うような熱風が吹いてきます。
ところでマイナ保険証のひもづけ間違いの点検作業、現場は大いに迷惑だと思うのですが、担当大臣の途中経過の報告を聞いて呆れかえってしまいました。
新たにわかった間違いは1069件です。これは点検データの0.07%です。」
0.07%の前に「たったの」という言葉が聞こえてきたような気がしたのです。なんども繰り返したので。負けず嫌いなのでしょう、彼は、ここは素直に謝罪する場面だというようなところでも一言多くて、顰蹙を買うことが多いと思うのですが。
でも0.07%がごく少ない数だとしても、それで許容の範囲ということにはならないはずです。大きな病気を抱えている人に、他人の処方箋を出したら命に関わるかもしれない。たった一人でも間違いがあってはならないことです。
人間がすることだから、間違い0%はあり得ない? それならマイナカードはやめるべきだという理由になるのではないかと思います。事故の確率はゼロにできないが、一度の事故は人類に取り返しがつかないことになるというのは、原発をやめる十分な理由になるとぼくは思っているのですが、それと同じことだと。
担当大臣K氏の変人ぶりは、決して嫌いではないのです。しかし、お坊ちゃん育ちのせいか、一般市民である私たちの気持ちを共有できないのであれば、政治に関わるべきではないのでは? それは彼だけでなく大勢の政治家に言いたいことでもあるのですが。
0.007%の切り捨ては、私のような少数意見、性的マイノリティ、「障害」者、希少な病気を持つ人、少数民族、難民、亡命者、その他の少数者を人間として見ない姿勢につながります。変人のパフォーマンスとして許してはならない発言だと思います。