週末の20日、21日、地域のコミュニティセンターの文化祭をはしごして、バンド演奏をしました。去年も、コミセンの方から声がかかって演奏したので、2年目になります。
レパートリーはリーダーが心酔する加山雄三の「旅人よ」から始まって「異邦人」あり、「サボテンの花」ありという脈絡のなさですが、そこそこのできだったかなと思います。「異邦人」は演奏してみると結構おもしろい曲でした。というのも前奏や間奏がトルコなど中近東の音楽のような音なのです。聞いていても気がついていませんでした。
最後に、谷村新司氏が亡くなったということで「昴」を全員合唱、アンコールにはサントリーのCMソング「ウィスキーがお好きでしょ」まで披露しました。
週末は雨が降ってしかも寒く、おまけに花粉症を発症し、目と鼻がひどいことに。秋の花粉は春よりたちが悪いですね。天気に関係ないのですから。(寒暖差アレルギーもあるのかもしれませんが。)
今朝はひさしぶりの晴れ。(東京のような雲ひとつない青空とはいきません。晩秋や冬には当たり前だったあの青空は、関東平野特有のものなのかもしれません。)
そして何日かぶりの鳥海山も、2度目の冠雪で、早朝は山頂が赤く染まっていました。
2日ぶりに森に散歩に行くと、シジュウカラが、車に轢きつぶされたクルミをついばんでいました。なにごとか言葉を交わしながら、一羽ずつ舞い降りてくるのがおもしろい。
そしてひさしぶりに、リスの白ヒゲのじいさんに会いました。
車を路駐にてクルミを拾っている人がいたのです。たぶん、自家用ではなくどこかに卸して小遣い稼ぎをするのでしょう。若い人でした。
近くでリスがクルミをかじる音がします。探すと、コナラの木にいたリスが枝に腹這いになって下界を観察しています。場所といい、このゆとりといい、じいさんのリスにちがいないと思って望遠のファインダーをのぞくと、案の定じいさんでした。特徴である長くて白いヒゲ、ギザギザな左耳(地域猫のサクラ耳のようです。事故かケンカの痕でしょうか。)
すると、クルミを拾っていた人が近づいてきて「このあたりにはリスが多いんですか?」と聞きました。
「多いですよ。そもそもクルミの木がこんなにあるのは、彼らが植えたようなものですからね。」と、リスに代わって恩を売っておきましたが。
じいさんはそんな様子も上から眺めていて、やがて木を登り姿を消しました。
凛々しいじいさん