雪のない2月のリスの姿です。
杖をついたおじいさん?
あ、腰がのびちゃった!
額縁に収まって
最近、あまりリスに会えなくなったのは、日の出が早まって活動時間がずれたのか、それとも、出産準備で巣ごもりする時間が長くなったのか。
先日の料理の話で思い出しました。合唱団の先輩で、元は某有名会社の役員だったという人が、「最近、料理を習い始めた」と言うのです。
「家内がね、私が先に逝ってしまっても困らないように、料理ぐらい自分でできなくちゃダメだと言うんだよ。それで習うことにしたんだけど、これが楽しくてね」と。
よかったよかった。でも「どげな料理作るな?」と聞かれて、
「うん、フランス料理」。
いつまで田園調布気分なんだか。漫才じゃあるまいし。毎日フランス料理なんか作っていられないのにね。家庭で作る料理のほとんどは「名もない料理」です。聞かれて困ったら、京料理のように「マスの焼いたの」でいいのでは。
「ユキワリソウが咲いた」という一報が入りました。まだ2月なのに?
その地方で春一番に咲くキンポウゲ科アネモネ属の花は「ユキワリソウ」と呼ばれることが多いのですが、山形県では、オオミスミソウをさします。花の色が白を基調に赤、紫と変化が多く、また花弁の形も一株ずつ違うので、高値がつくこともあり、関心の的だけでなく盗掘の対象にもなります。
群生地には腕章をつけた監視員が立つこともあり、ぼくがカメラの他に機材を入れたリュックを背負っているので、疑惑のマナザシを向けられたことも再三です。花に罪はないけれど、行列のできるラーメン屋のように避けたい気持ちもあります。
でも、ミスミソウが咲く季節には、カタクリやイチリンソウの仲間、エンゴサク、イワウチワ、イカリソウ、ルリソウが咲きます。ホタルカズラも。赤い小さなキノコのキツネノサカズキ(モドキ?)も春限定。
「盗掘禁止」だったか「自然を大切に」だったかの標識やテープがあるところは、ミスミソウの群生地です。分りやすくて結構? でも「ここに金庫があります」と教えているようなものです。
いずれにしても様子を見たくなるじゃありませんか。あした見に行ってみようかな? 鶴岡市の大山地区まで。