東北やアジアの愛唱歌になった「「北国の春」は岩手県出身の千昌夫が歌ったこともあって、東北の歌だと思っている人も多いのですが、作詞者は群馬の嬬恋あたりの出身じゃなかったかな?でも、白樺は別にして、東北地方にも共有できる詩なのですね。
秋は来た実感がないまま、早くも冬の気配です。
先週あたりから、空は雲に覆われ、強い雨が降ってきたと思うと太陽がのぞいたり。これが「時雨」なのだなあといつも思うのですが、現地では「時雨」は俳句や古典の中の言葉で、これが時雨だとは思っていないようです。
当地では、雪もこのような降り方をすることが多く、雪ではなくアラレであったり、雷を伴うこともあります。
ところで、アラレ(霰)とヒョウ(雹)の違いを言えますか。昔は、アラレは雪が積乱雲の中で何度も吹き上げられて雪が立体的に結晶したもの、ヒョウは何度も吹き上げられる過程で溶けたり凍ったりを繰り返した氷のかたまりというふうに説明を受けたと思います。でも、今は粒の大きなものがヒョウで、小さいものがアラレなのだそうです。
理科のテストに出たのに!
一度経験したホワイトアウトは、小さな砂粒のような雪が垂直に降っていたけれど、あれは微細なアラレだったのだなあ。
先日の散歩の時、夜中の雨で草や木に水滴がたくさんついていました。インスタントカメラでマクロ撮影をしてみたら、周囲の風景が逆さに映っていました。
水玉の中に森が
ノイバラの実の水玉
子どものころ、原っぱで遊ぶと、服や靴下にくっついたヒッツキムシ。とりわけ厄介だったのが、アメリカセンダングサとイノコヅチです。どちらも、物にっつくトゲの部分に釣り針のように「カエシ」があって、やっかいでした。その
イノコヅチが、こんなに鮮やかな紅葉をするとは、北国に来るまでは知りませんでした。青みを帯びたような独特の赤です。
イノコヅチの紅葉
久しぶりのリスは、いそいそとクルミを掘り出し、くわえて走ってまた埋め、また探している……結局何をしてるんだかよくわかりません。埋めるために探しているのか?それにしても、そのクルミ、きのう自分で埋めたんじゃないの?と聞いてみたくなります。
何がしたいの?