先日の合唱団の合宿で、早朝散歩をしていたら、稲刈りの終わった棚田でヒバリがさえずっていました。ヒバリは秋でもさえずるんだと思って、ぽかんと口を開けて、黒いゴマ粒のようなヒバリの姿をながめていました。
ヒバリだけではありません。ホオジロも、例の「一筆啓上仕り候」と木の梢でさえずっています。恋の季節や巣を守るためだけにさえずるわけじゃないよと鳥たちは言っているかもしれません。子どものころ、メジロを飼っていたけれど(もう時効ですよね)、ほぼ毎日機嫌よく鼻歌を歌っていたものです。様々な鳴き方があって、気分に応じて鳴き分けているのかなと思ったものでした。
このごろ、ヒヨドリがヒヨヒヨと鳴き交わす声が聞こえてきます。大群が枝渡りする姿も。彼らは南に渡る途中なのです。1年中同じ所にいると思っていたヒヨドリですが、渡りをするんですね。夏にいたヒヨドリと、冬に叫んでいるヒヨドリは、別の個体というわけです。
昨日の散歩で、森の小径をふさいでいた頭蓋骨。イヌ科のものでしょうか?でも、犬なのかそれともキツネかタヌキかわかりません。そしてだれが掘り出してしまったのか。近くで造成工事をしているので、そこから出たのか?
イヌ科?頭蓋骨
往年の歌声喫茶「カチューシャ」のレパートリー「しゃれこうべと大砲」の一節。
〽しゃれこうべが ラララ言うことにゃ
人の愛も 知らずに死んだ
もちろん戦死した兵士を歌っているのだけれど、犬の骨だと意味が違ってくるなあなんて不謹慎なことを思ってしまいました。
「しゃれこうべがラララ」というフレーズが「空を越えてラララ」という「鉄腕アトム」に酷似しているので、「星のかなた」とアトムに乗り換えるお調子者が必ずいたものです。
この「しゃれこうべと大砲」は、今シンガーソングライターの浜田真理子が弾き語りで歌っていますね。彼女が歌うと一味違うものになってジンときます。
元ちとせも「平和元年」という反戦歌のアルバムを出しましたね。
だれかが言ってた「今こそ反戦歌を!!」って。 大賛成!