ここを通るたびに気になっていたお地蔵さん。農家の女性がかぶる「野良帽」をかぶっています。交通安全というのぼりがたっているので、交通事故の現場なのかもしれませんが、笠ではなく、今風?の野良帽をかぶっているのが、ほほえましいと思いませんか。

4月16日は晴れという予報でしたが、黄砂なのかかすんだ空の色でした。それでも遊佐町に向かうと、鳥海山が見え、雪型の「種まき爺さん」の姿がはっきりとわかります。(矢印)

こちらから見て、左側を向いて腰をかがめている姿なのですが、わかりますか?まわりには種をつつくカラスもいるという人もいます。この雪型が見えると、田んぼに水が入ります。風がない日には、鳥海山が逆さに映るようになります。
田起こしや代かきが始まると、ウミネコがやってきます。田んぼにカモメがいるとびっくりしますね。

この日の目的地は、遊佐町の桜の名所でした。鳥海山から流れる渓流にそってソメイヨシノの並木が見事なところなのですが、週末とあって近づくとけっこうな人出。遠くから眺めるだけにしました。

裏山に登ってみると

裏山ではイカリソウ(キバナイカリソウ)が咲いていました。

これはクロモジの花。

和菓子についてくる楊枝など、黒い樹皮のついた楊枝はこの木で作ります。葉をちぎるとよい香りがします。森の中の灌木ですが、これといった特徴がなく、見分けるのがむずかしいと感じていますが、花が咲くと特徴的で、すぐにわかります。