夕方、いつもの散歩コースで。森の中のゆるやかなカーブを曲がると、地上にリスのシルエット。頭の中に、おや久しぶりという言葉と、カメラ!という号令が同時にひびく。とりあえず犬のハッチをつれ合いに預け、カメラを構えて近づく。リスはすぐに近くの木にとりついて登っていくのを、ひたすらシャッターを押し続けました。
おもしろいもので、何度も似た場面に遭うと、相手の動きが読めてきます。リスが恐怖でパニクっているのでなければ、必ず見える場所に現れます。それで、登った木を見据えてカメラを構えるのですが、木の向こう側にまわったり、また現れたりするのを撮り続け、別の枝に移って遠ざかるまで撮り続けるました。


冬毛の特徴である耳の先の房はもうないけれど、体の毛は灰色の冬毛。しかし、ところどころ黒っぽくて短い夏の毛も見えます。完全に夏毛になると、足先などはオレンジ色の皮膚が透けて見えるようになります。
この近くにクルミの木があり、二つに割れたクルミの殻が何組か落ちていましたから、このリスはその本人(?)なのでしょう。
じゃ、またね。
別の場所では、ハナショウブが咲き始めました。市の公園課が設置した菖蒲田ですが、今は放置され、水も涸れているのですが。でも、花は毎年咲き続けるのです。

やっかいなのは、こちらでは菖蒲田ではなく、あやめ園と呼ぶことが多いので、ハナショウブをアヤメと呼ぶことです。ニュースでもそうなので、ややこしいことといったら。