第115回 早稲田大学春秋会秋季大会のご案内 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素は春秋会の活動にご協力頂きまして厚く御礼申し上げます。下記の通り秋季大会を開催致しますのでご通知申し上げます。なお当日の講演は森田 実先生を講師に招いてお話を頂きます。皆様のご参加をお待ち申し上げます。
日 時 : 平成26年10月5日(日)午前11時より
場 所 : 大隈会館301・302号室
講 演 : 森田 実先生
演 題 : 「安倍政権とは何か」
会 費 : 5,000円
(経歴)静岡県伊東市出身、1932年生まれ、東京大学工学部卒。株式会社森田総合研究所
代表取締役。著作多数、直近では『森田実の言わねばならぬ名言123選』(第三文明社)。
また、当日は秋季大会に先立ち、午前10時00分より「紺碧の空」歌碑に献花を行います。お時間のご都合のつく方は大隈会館前「紺碧の空」歌碑前にお集まり下さい。なお、出欠については同封の返信ハガキにて開催一週間前の平成26年9月28日(日)までに返信のほどお願いいたします。お問い合わせは下記まで。
早稲田大学春秋会事務局 TEL 045-242-3521 FAX 245-241-8768
~第114回総会報告~ 第114回春秋会総会が平成26年5月25日大隈会館301・302号室を使って行われた。
第一部
「総会」は大石和礼事務局長の司会で開会、最初に会津から駆けつけられた渡部恒三春秋会会長“平成の黄門さま”のユーモア溢れる話で始まり、続いて.高原孝幹事長が会務報告、平成25年度会務報告では昨年の「人生劇場の宴」に300余名が参加し成功裡に終わったこと、一方月例会が低調なので復活させたいと提案、26年度会務予定としては恒例の「春秋会先哲墓参」と「伝統スポーツ応援・観戦」は続けるので参加願いたいと話された。続いて松原邦博会計監事から25年度会計報告、26年度会計予算が夫々報告され、南隆会計監査役から、会計監査は適正と報告された。
第二部 「講演会」は山崎光夫講師による正に春秋会総会に相応しい演題「大隈重信青春譜」~早稲田大学創立者、その若き日の知られざる生き様~、熱き一時間の話であった。同氏は、テレビ台本作家をスタートとして、以後医学・薬学をテーマとして筆を執ってきたが、調べる内に大隈重信侯が明治5年ドイツ医学を導入する「医学会の礎」だったことが分かった。現大隈講堂裏には曾て元軍医松本良純が建てた我が国初の民間病院があったこと、また大隈重信の有名な人生125寿命説も先生の健康に対する知識欲、好奇心更には本人の旺盛な食欲に由来し、日本初の政党結成、通貨・円、鉄道敷設等のアイデアは多分に大隈先生の好奇心の賜物であったのだろう、と。大隈先生が明治政府の中で重用された切っ掛けは長崎時代の外国との法律論争にあるが、フルベッキ先生との出会いと教え、就中、米国独立宣言解読と背景にある聖書の購読を通して「万国公法」即ち「国際法」を会得していたことが大きな要因とみえる。
此処で、ご出席の顧問・西原元総長が一言と付け加えた説話には驚愕した。顧問が北京の清華大学の招請を受け近日中に中国に渡航し「世界平和フォーラム」に出席すると述べたことである。議題は「国際公法」、他大学を差し置いてこの時期に「安全保障」を語るというのである。何故、西原先生なのかは紙面の関係で省略するが、中国共産党には早稲田大学への明治時代から続く連帯感があるようだ。
講演 山崎光夫 『大隈重信 青春譜』第三部 「懇親会」は充実した講演会の内容による興奮を受けて盛り上がった。
新人紹介は一人、理工学部ボート部で4年を送った片岡冬里君が武蔵野から入会、お知らせの後、何時もの通り、戸塚孝吉常任相談役による「口上」に続き、「元気よ~く」の声で応援部OB石田明人副幹事長による絶品のリード「都の西北」、元気になった坂東能道副会長の閉会の辞で「総会」は終了した。 (諸江昭雄記)
参加者(敬称略あ順)青木宏衛、赤間礼子、石川洋三、石田明人、石橋直幸、猪瀬敏彦、猪ノ原菖子、大石和礼、小川光治、片岡冬里、川崎大八、菊地一郎、木津精一、黒瀬笑子、小林聖子、坂木文雄、山藤 卓、重満武和、柴田親宏、末広 崇、鈴木昱生、鈴木宏治、関 雅行、高原 孝、出川達郎、手塚善雄、戸塚孝吉、中尾公一、中澤宏則、中西新一、並木隆史、成瀬晴代、西原春夫、西脇久夫、野中信夫、初谷幸一、坂東能通、廣本 敦、堀口昌信、正岡文人、松原邦博、三木一郎、南 隆、守屋 孝、諸江昭雄、安井 緑、山口雄次、渡部恒三(48名)
~春の早慶戦応援~ 平成26年5月31日(土)午前10時、JR信濃町改札前に18名が集合。早慶戦当日は常に駅前は学生たちで賑わって居る。直接対決で優勝がかかっている早慶戦、5連勝で最近は敗れてはいない。何としても優勝と意気込み球場へ向かう。石田明人副幹事長のお世話にて一塁側学生席に案内される。試合前の応援セレモニーが開始され学生時代に遡る。しばらくすると相田暢一・元早大野球部監督の野球殿堂入り表彰式が行われた。相田さんは1943年学徒出陣前の「最後の早慶戦」開催に尽力された功績にちなみ試合前に記念の盾と花束が相田さんの長男、相田暢正さんに送られた。我が春秋会にも元会長の寺田正明さんと親しくなされていましたので度々総会及び大会にも参加されておりました。午後1時、試合が開始され慶応先攻、ピッチャー加藤 拓(2年・慶応)、早稲田後攻、ピッチャー有原(4年・広島広陵)、前半は投手戦、5回裏慶応の暴投により早稲田先制するも7回表慶応竹内 惇(4年・慶応)が右翼席に逆転2ラン。2対1にて敗れる。有原投手は今シーズン初黒星。29打数4安打で打撃が振るわなかった、残念。試合後は駅前の居酒屋にて残念会を催し明日の勝利を祈念し散会する。(高原 孝記)
参加者(敬称略あ順)伊藤哲子、片岡冬里、加藤善高、菊地一郎、小太刀昌雄、米津 昭、坂木文雄、柴田親宏、島崎健司、須川弘之、高橋 弘、高原 孝、中西新一、初谷幸一、松崎 淳、松原邦博、南 隆、守屋 孝、諸江昭雄(19名)
~秋の墓参会の案内~ 今回は最初に護国寺の大隈先生、午後は雑司が谷へ初代演劇博物館館長・金子馬治先生、初代理工学部長・山本忠興先生を墓参。終了後は都電で早稲田へ出て懇親会です。
日 時 : 平成26年10月4日(土)午前10時30分
集 合 : 音羽護国寺前の交番横
費 用 : 2,000円(花代・線香代・昼食代・交通費・電池代)
参加希望者は9月27日までに下記のいずれかにお申し込みください。
早稲田大学春秋会事務局 TEL 045-242-3521 FAX 245-241-8768
大石携帯 090-7220-5954
~中野正剛先生ご命日(10月27日)墓参のご案内~ 「天下一人を以て興る」の精神を説き、厳しい言論弾圧の下戦時中、東条軍事政権と戦った偉大なる言行一致の哲人、政治家中野正剛先生の命日にご家族と一緒に墓参を行います。
日 時 : 平成26年10月27日(月)午前10時集合
場 所 : 京王線・多磨霊園駅改札口
参加希望者は10月17日までに下記のいずれかにお申し込みください。
早稲田大学春秋会事務局 TEL 045-242-3521 FAX 245-241-8768
高原孝幹事長 090-4948-7309
~秋季東京六大学野球・早慶戦応援の案内~学生応援席にて応援、試合後は希望者により懇親会を行います。
日 時 : 平成26年11月1日(土)午前10時
集 合 : JR信濃町駅改札口前
会 費 : 1,000円(入場料・応援グッズ代です、弁当は各自で準備。)
応援参加希望者は10月25日(土)までに下記のいずれかにお申し込みください。
早稲田大学春秋会事務局 TEL 045-242-3521 FAX 245-241-8768
高原孝幹事長 090-4948-7309